食品偽装>内部告発の裏側の秘密

ここ最近さまざまな食品業者で次々と食品偽装が
起きています。
特に10年も前から高級料亭の船場吉兆が、
偽装をしていた事件には、驚いた人もいるはずです。
また、但馬牛や三田牛といった高級肉の偽装や、
地鶏を偽装していた事件は衝撃的な事です。
こういう場合は大体は経営者が偽装を認識、
指示していて、問題になると責任はすべて弱い
立場の仕入れ先や会社の従業員に、責任をなすりつけ
関係ない振りをしているのをTVなどで見ますよね。

このような問題は社内守秘され、表に情報が
漏れることはあまりないのですが、最近は、
関係者の内部告発で事件が発覚するケースが
多いようです。
2007年4月に施行された公益通報者保護法の
影響があるようです。
でも、社内で偽装の情報を確認できても、
重要性のある情報でなければ内部告発をしても
あまり意味が無いでしょう。

例として白い恋人というお菓子を販売している
石屋製菓は、担当部長が賞味期限の偽装を告発した
メールを無視していた事が、より事態を悪く
させてしまいました。
公益通報者保護法は、告発をする事で不当な扱いを
されるリスクがあり、堂々と声を上げることは
難しい問題なのです。