食品偽装>赤福餅と白い恋人の関係の秘密

白い恋人と赤福餅を販売している2社には、
一つの共通点があり、それは一つの商品に
頼っている会社だということです。
消費者は白い恋人を販売している石屋製菓という
名前はあまり知らないと思います。
これは石屋製菓の菓子ではなく白い恋人という
名前が有名になってしまったからです。
ですので、他の商品はあまり売れず、
白い恋人だけが売れているそうです。
逆に、同じく有名な六花亭は、商品名よりも
社名の方が有名です。

なので、消費者は新規商品を発売するごとに
興味をもってくれるので、企業が無理しなくて
いいのです。
石屋製菓はヒット商品を出すため、商品開発を
たくさんしてきましたが、いまいち成果が出ません
でした。
それが原因で白い恋人だけを頼りにしてしまった
のです。
赤福にもこれと同じ事が言えます。

商品名も社名も消費者には赤福で受け入れられており、
赤福餅でないといけない感じになっています。
こういう理由があり、2社は主力商品に頼らないと
やっていけない状態になったのです。
しかし、その執着が原因で企業理念が曲がり、
消費者をだます方向に向かっていったのです。
解決策としては、賞味期限の近くなった商品は
割引するなど、いくらでも正当な方法はあった
はずです。
努力を怠った結果が、偽装問題につながった
のでしょう。