食品偽装>消費期限と賞味期限の違いの秘密

ここ数年、食品偽造などの問題で品質管理に
対して問われる事件が増え続けています。
最近の事件では、老舗の赤福が起こした
消費期限偽装事件が、記憶に新しいでしょう。
国内で起きる偽装事件のほとんどは、
消費期限や製造日を改ざんするのがほとんどです。
全国で有名な伊勢土産の「赤福餅」の消費期限を
何年も前から偽造していたことがわかり、
これは消費者の信頼を裏切る行為だと、
日本中に報道されました。

しかし、よく聞く消費期限と賞味期限とは
どんな違いがあるのでしょう。
この期限については、食品衛生法や一般的に
JAS法と呼ばれている法律で定められています。
賞味期限とは、即席めん類やスナック菓子などの
加工食品などでよく使われています。
食品を開封しないで、正常に保存した場合に
品質と味がちゃんと維持できますよと、
決められた期間のことで、この間なら
おいしく食べられるという事です。

消費期限とは、正常な保存の仕方をする事で
品質が劣化せずに食品が食べられると、
認められている期間のことで、その間なら安心安全に
食べることができると言う事です。
この説明を見ればわかる通り、消費期限を改ざんする方が
賞味期限を改ざんするよりも、悪質でとても危険
だということなのです。